生活が変化する時は注意

悩む女性

心と体の両方に症状がでる

子供が独立したり、会社で役職につくなど生活に変化が起こると鬱病になることがあります。特に中高年になると子供の事や親の介護などで環境が変化することが増えるので注意が必要です。うつ病の症状としてよく知られているのが、気持ちが沈みがちになって不安感が高まることです。その他にも周囲の事に興味がもてなくなるということもあります。今までスポーツ観戦が大好きだったのに、急にスポーツ番組を見なくなったり、身だしなみに気をつかっていたのが、服装にかまわなくなりだらしなくなることもあります。高齢者が鬱病になった時に認知症に間違われることがありますが、これは鬱病の人が周りに関心を示さなくなるからです。その為日付や曜日がわからなくなるなど、認知症と間違えやすい症状が出てくるのです。精神面だけではなく体の不調を訴える人もいます。夜眠れなくなったり食欲がなくなったりします。また腰の痛みや頭痛を起こす人もいます。鬱病とは思わず疲れや他の病気のせいで体調が悪いと思ってしまい、症状の自覚が遅れることがあります。

完璧を目指さない

鬱病かもしれないと思ったら、病院の精神科を受診することが大切です。病院ではセロトニンやノルアドレナリンなどの、神経伝達物質が減るのを防ぐ薬を処方してもらえます。鬱病の原因はこれらの物質が減ることなので、薬を服用していると気持ちが安定してきます。また鬱病で大切なのが休養です。鬱病になりやすい人は生真面目な人が多く、色々な責任を1人で抱え込んでしまう傾向があります。全てを自分1人でしようとせずに、人に頼めるようになると楽になれます。また家事や仕事などを完璧にしたいと思う人も多いのですが、ほどほどで良いと考えられるようになると病状が回復します。掃除をしても隅々まできれいにしようとせずに、疲れたら休むようにすることは大切です。ある程度散らかっていても生活に支障はないと自分に言い聞かせて、家族にも協力を頼むようにしましょう。鬱病を発症しても6〜9ヵ月で治る人がほとんどです。本人は辛い症状がずっと続くのではないかと思いがちですが、必ず治るので安心して休むようにしましょう。