一人で悩む必要はない

悩む男性

皆に身近な気分障害

鬱病は全世界で一億人以上の罹患者を出している気分障害です。環境の変化や人間関係のストレスが激しい時は抑鬱的になるものですが、そうした精神状態が長期に渡った場合鬱病になってしまいます。鬱病のメカニズムや症状の原因には様々な説があります。中には神経伝達物質の問題によって鬱を発症すると言う説も存在しており、従来言われていた患者さんの「心の弱さ」だけに原因を求められるわけではなくなっています。欝は「心の甘え」が生み出していると考えられることもありますが、その発症や経過は複合的な要因によって成り立ちます。産後うつがある事からも分かる通り、睡眠不足やホルモンバランスの変化によって発症するケースも珍しくないのです。こうした病を自己努力だけで治すのは難しいものですから、鬱病治療は病院で行うことが大切です。病院であれば鬱症状を抑えるための薬も処方してもらえますので、社会生活を維持しながら病気治療を進めることも可能なのです。また鬱病になった場合自殺リスクが上がってしまいますから、医師と共に治療に向き合う価値は高いのです。

自殺を回避する努力

鬱病にかかった場合、代表的な症状として抑うつ状態に陥ります。こうした症状が現れた場合人生を悲観したり人間関係を恐怖したりしがちですが、それによって自分自身を責めることは厳禁です。特に鬱から仕事を続けられなくなった場合は将来を悲観して病を発症してしまった自分を責めがちですが、自殺を回避するためにも経済的な問題をクリアにしてみましょう。病院で鬱病になったことが認められた場合は障害年金をもらえたり、精神障害者保健福祉手帳をもらえたりすることがあるのです。また大切な人との人間関係を失いたくない場合は病のカミングアウトを考えてみましょう。鬱病に関するドラマや漫画が増えている時代ですから、鬱は多くの人達にとって身近な病気になっています。周りの人達に鬱病に関する理解を深めてもらえば、コミュニケーションを取ることが難しくなった時にも配慮してもらえます。また鬱病にかかった際に孤独に陥らないためには、患者さん同士の自助コミュニティーに所属することも大切です。人と同じ苦しみを共有すれば気持ちが楽になります。